新しい飲食店開業
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開業に必要な基礎知識
フランチャイズ加盟開業マニュアル
 経験がない素人にとっては、個人で店をオープンさせるには、物件さがし、店の内外装、メニューづくり、価格設定などと、多くのハードルをクリアしていくことは難題だ。
そこで、もうひとつの独立開業、第二の方法といえるのがFC加盟での開業だ。
ここでは、基本的に知っておくべきFCの動向をはじめ、FCで開業するためのポイントをアドバイスしていこう。
フランチャイズ・チェーンの定義
〈日本フランチャイズチェーン協会〉

 フランチャイズとは、事業者(フランチャイザーと呼ぶ)が他の事業者(フランチャイジーと呼ぶ)との間に契約を結び、自己の商標・サービスマーク・トレードマーク・その他の営業の象徴となる標識、および経営ノウハウを用いて、同一とみられるイメージのもとに商品の販売、その他の事業を行う権利を与え、一方フランチャイジーは、その見返りとして一定の対価を支払い、事業に必要な資金を投下してフランチャイザーの指導または援助のもとに事業を行う両者の継続的関係をいう。
〈FCビジネスの歴史〉

FCビジネスは、19世紀の米国に端を発するといわれている。フランチャイズは「権利、特権」といった意味を有する言葉で、当初はコカ・コーラのボトラーのように、特定商品の販売権を与える販売代理店や特約店に近い形態だった。その後、19世紀後半にビジネスフォーマット型といわれる、現在、日本で一般的なFCビジネスが発達してきた。
 日本では、元来「のれん分け」の形でフランチャイズの類似行為が行われていた。そして、'60年代後半になって、現在に見られるFCビジネスが展開されるようになった。
 その後、FCビジネスが発展した理由の一つとしては、個々の店舗は独立した事業体であるのにもかかわらず、大資本のチェーン店のようなスケールメリットを、本部・加盟店の両者が享受できるためといえよう。さらに、本部は小資本で、加盟店は小リスクで事業展開が可能となる。これは販売代理店等の形態とは違い、FCはその契約の範囲が販売権のみならず、経営の方法全般に渡ることによる。


独立開業へ向けての決意
FCは、本来、本部(FCザー)が開発した運営ノウハウや継続的な指導・支援、商品開発などを加盟者(FCジー)に提供、実践させる。FCジーは、その見返りとして加盟金やロイヤルティをFCザーに支払う。この両者の継続的関係をいう( 図1参照)。
 FCビジネスはFCザーとFCジー両者にメリットが大きく、それが発展の理由の一つとなっている。ただし、一方ではFCの問題点が指摘されている場面もある。が、本来、FCは優れたシステムを持っており、不況下でも安定した伸びを見せる結果となっている。FC本部が加盟店に提供する優れたシステムとは、次のことが挙げられる。

(1)チェーン店としての知名度
 単独店では地域で素早く認知されることは難しいが、FCなら看板を使用でき、チェーンの知名度を利用できる。また、スケールメリットも存在する。

(2)運営・管理のノウハウ
 未経験者でも開業できるのがメリットの一つ。開業の際に不可欠なコストや開発を必要とする技術、ノウハウなどを提供してくれる。

(3)商品供給と商品開発
 消費者ニーズに応えるには、継続的な商品開発が大切。FCザーは、商品開発と供給に対してもスピーディー。

(4)継続的な指導
 開業後もスーパーバイザーによる継続的な指導を受けられるため、FCビジネスは高い成功率を実現している。
図1


FC基礎知識を学ぶ FC選びのポイント FCの加盟契約を学ぶ 加盟契約からオープンまでを学ぶ 開店、店舗運営について学ぶ



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